トレーニング概要

受講日数 1日間
受講時間 09:30-13:30
受講形式
  • クラスルーム
受講料(税込) 55,000円
(コースコード:RH-EX316)
言語 インストラクタ: 日本語
テキスト: 日本語
ラボガイド: English

トレーニング内容

Red Hat認定トレーニング

Red Hat 認定スペシャリスト試験 - OpenShift Virtualization - (EX316) は、Red Hat OpenShift Container Platform 環境で Red Hat OpenShift Virtualization Operator を使用して仮想マシンを計画、デプロイ、管理するための知識、スキル、能力をテストします。

この試験は、Red Hat OpenShift Container Platform 4.16 に基づいています。

トレーニング内容(PDF)

ワンポイントアドバイス

この試験は 1 つのセクションで構成され、所要時間は4時間です。この試験は、Red Hat OpenShift Virtualization Operator と OpenShift Container Platform クラスタに仮想マシンを実装する能力を評価する実技試験です。受験者は大規模な環境で想定されるタスクに類似した多数のルーチンタスクを遂行し、それらのタスクが特定の客観的基準を満たしているかどうかが評価されます。試験中、受験者はインターネットにアクセスすることはできず、資料や電子文書を持ち込むことも許可されません。ノートや書籍、その他の資料も持ち込めません。大半の試験では、製品に付属のドキュメントを試験中に使用できます。

受講対象者

このコースの受講対象者は次の通りです。
    OpenShift クラスタの下でプロダクショングレードの仮想マシンを計画、設計、実装すると同時に、これらの仮想マシンの企業基準への準拠を確保することに重点的に取り組んでいるサイト信頼性エンジニア (SRE)、クラスタエンジニア、システム管理者、クラウド管理者、またはクラウドエンジニア

前提条件

このコースを受講する前に受講者が習得しておく必要がある知識およびスキルは次のとおりです。
    ・RHCSA 速習コース (RH199) または同等の経験
    ・Red Hat OpenShift Administration II: Configuring a Production Cluster (DO280) または同等の経験
    ・Managing Virtual Machines with Red Hat OpenShift Virtualization (DO316) または同等の経験

目的

このコースを修了すると次のことができるようになります。
この試験に合格すると、Red Hat 認定アーキテクト (RHCA®) を取得する際の前提条件にもなる Red Hat 認定スペシャリスト - OpenShift Virtualization を取得できます。

アウトライン

    OpenShift Virtualization Operator のデプロイ
    ・Red Hat OpenShift Virtualization コンポーネントの仕組みを知る
    ・Red Hat OpenShift Container Platform Operator Lifecycle Manager を使用して Red Hat OpenShift Virtualization Operator をデプロイする

    仮想マシンの実行とアクセス
    ・Web インタフェースまたはコマンドライン・インタフェース(CLI) から仮想マシンをプロビジョニングおよび管理する
    ・異なるユーザーに異なる仮想マシンリソースへのアクセスを許可する

    仮想マシンの Kubernetes ネットワークの構成
    ・Kubernetes SDN と連携して仮想マシンの通信を可能にする
    ・仮想マシンのネットワークポリシーを作成する
    ・仮想マシンの外部アクセスを設定する

    Kubernetes サービスの設定
    ・仮想マシンの ClusterIP サービスを設定する

    仮想マシンの外部ネットワークへの接続
    ・Multus CNI プラグインを操作する
    ・NMstate Operator と Multus を使用して、マルチホームノードと仮想マシンを構成する

    仮想マシンの Kubernetes ストレージの構成
    ・永続的な仮想マシンストレージに適切なサービスを設定する
    ・仮想マシンにディスクを接続する
    ・仮想マシンからディスクを接続解除する
    ・Multus を使用して仮想マシンを外部ストレージに接続する

    OpenShift API for Data Protection (OADP) を使用した仮想マシンのバックアップと復元
    ・OADP Operator をデプロイする
    ・OADP を使用して仮想マシンをバックアップおよび復元する

    仮想マシンテンプレートの管理
    ・事前設定済みのテンプレートを使用および変更して、仮想マシンをプロビジョニングする
    ・カスタムテンプレートを生成して仮想マシンをプロビジョニングする
    ・テンプレートで cloud-init を管理し、アクセス資格情報、リポジトリを追加し、任意のコマンドを実行する

    仮想マシンのスナップショットの管理
    ・仮想マシンのスナップショットを作成および管理する方法を知る
    ・VM のスナップショットを作成する
    ・スナップショットから VM を復元する

    互換性のあるハイパーバイザーから仮想マシンを移行する
    ・Open Virtual Appliance (OVA) 仮想マシンイメージをインポートする
    ・インポートされた仮想マシンの外部アクセスを設定する

    仮想マシンのクローニング
    ・クローン作成のために仮想マシンを準備する
    ・OpenShift Web コンソールを使用して仮想マシンのクローンを作成する
    ・データボリュームを使用して仮想マシンのディスクのクローンを作成する

    仮想マシンのライブマイグレーションの実行
    ・仮想マシンのライブマイグレーションの制限事項を知る
    ・特定のノードに対するアフィニティを持つように仮想マシンを設定する
    ・仮想マシンの移行を開始、監視、キャンセルする

    ノードのメンテナンスと OpenShift Virtualization の更新の実行
    ・ノードのメンテナンスリソースの設定
    ・CLI を使用してノードのメンテナンスの準備をする
    ・メンテナンスモードに設定できるようノードを適切にドレインする

    Kubernetes ネットワークリソースによる仮想マシンの負荷分散の管理
    ・Kubernetes ネットワークリソースを使用して仮想マシンの負荷分散を構成する
    ・NodePort タイプのサービスの作成および設定する
    ・カスタマイズされたルートを作成して汎用サービスを公開する

    仮想マシンのヘルスプローブの構成
    ・実行戦略パラメーターの設定と更新を行う
    ・仮想マシンとそのサービスの健全性と応答性を監視するように健全性プローブとウォッチドッグデバイスを設定する

    ノード障害に対する仮想マシンの準備
    ・クラスターノードの損失を乗り切るために使用するエビクション戦略を決定する
    ・ノードセレクタ、アフィニティ、アンチアフィニティ、容認、テイントを使用する
    ・仮想マシンのアプリケーションとノードにウォッチドッグモニタリングとヘルスチェックを使用する

    次のような基本的なシステム管理タスクの実行
    ・サービスを開始および停止する
    ・サービスが起動時に有効化されるように設定する
    ・オペレーティングシステムにソフトウェアパッケージをインストールする

試験や資格との関連

ご注意・ご連絡事項

本トレーニングコースには、申し込み手続き期限、キャンセル、日程変更に関する扱いが定められています。
  • 申し込み手続き期限: コース開始日の12営業日前までとします。期限後のお申し込みを検討されている場合は 「お問い合わせ」(https://www.topout.co.jp/inquiry) からご相談ください。
  • キャンセル: コース開始日の11営業日前以降のお申し出の場合は、代金を全額お支払いいただきます。
  • 日程変更: コース開始日の11営業日前以降のお申し出は、受付いたしかねます。